ホルマリン不使用の接着剤が求められる背景
ホルムアルデヒドはシックハウス症候群(新築の住居などで起こる、倦怠感・めまい・頭痛・湿疹・のどの痛み・呼吸器疾患などの症状があらわれる体調不良の呼び名)の原因物質とされています。
そのため、建築物の壁紙・フローリングなどはなるべくホルマリン系接着剤を使用しない傾向にあります。
1997年6月には厚生労働省の定める第6項目の室内空気環境ガイドラインが制定されました。
その中でホルムアルデヒドの室内空気環境濃度指針値は0.08ppmと定められました。
また、2003年7月1日に施行された改正建築基準法では合板放散ホルムアルデヒド量の基準が設定されました。
最も厳しい基準としてF☆☆☆☆(0.3mg/L)で、F☆☆☆以下では使用制限が設けられています。
現在の合板用ホルムアルデヒド系接着剤では単独でその基準を下回るのは困難と言われています。
従来のホルマリン不使用の接着剤の課題
建材商品の非ホルマリン化を目的として、様々な接着剤の開発、適応が行われてきました。
しかし、従来のホルマリン不使用の接着剤では期待される強度が得られないという弱点がありました。
更には冷圧時に合板同士が共付きし、中には合板表面が破損するといった問題も発生していました。
特徴的なノンホルマリンタイプ接着剤
Ⅰ.三種架橋型接着剤
①特徴
三種架橋型接着剤はその名の通り三種類の接着剤を製糊時に混合して使用します。
主剤として使用される三種類の接着剤はいずれもホルマリンを使用しないノンホルマリンタイプなので、この製品を使用した合板からは接着剤由来のホルムアルデヒドが放散する心配がありません。
また、三種類それぞれが接着剤としての特徴を有しています。
そのため、配合条件を調整することにより粘度、流動性のコントロール、及び被着剤の種類によって配合条件を設計することが出来ます。
合板の製造は、従来のホルマリン系接着剤と同様の工程で行うことが可能です。
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②性能
JAS 1類浸せきはく離試験を満足します。
③使用用途
突き板合板、楽器用合板、シナ合板、複合フローリング
複合フローリング用接着剤として、北海道、関東を中心にご採用されています。
また、楽器用合板の接着剤として国内のみならず海外でもご使用されています。
④対応品番
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